NHKマイルカップの勝馬ミッキーアイル

的中の為にNHKマイルカップのコースを知ろう

2014年のNHKマイルカップを制したミッキーアイルは、2011年産のディープインパクト産駒で、近親には現役時代に重賞4勝をあげたダイヤモンドビコーのいる良血馬です。父親のディープインパクトは日本近代競馬の結晶とも言われ、クラシック三冠のほか春の天皇賞や宝塚記念、ジャパンカップ、更には引退レースとなった有馬記念などG1レースを7勝した名馬です。 ミッキーアイルは、1600m前後のレースを得意とするマイラータイプで、自分のペースで逃げた時には無類の強さを発揮する反面、ペースが乱された時には惨敗も有り得るという逃げ馬特有の危うさも持ち合わせているのが特徴です。 2013年9月の阪神競馬場でデビュー、好位を馬なりで進み、直線も楽に抜け出し完勝と思われましたが、ゴール直前他馬に交わされ2着に敗れます。負けはしたものの能力の高さを見せ、続く2戦目の未勝利戦では、ウォッカの持っていた日本レコードを更新する脅威の逃げ切り勝ちを収め注目を浴びるようになりました。 続く暮れの中山競馬場で行われた条件特別のひいらぎ賞では、同じ舞台で行われ2歳チャンピオン決定戦の意味合いを持つ、朝日杯フューチュリティステークスの勝ち時計を上回るタイムで、2着に0.6秒差をつけての快勝、同世代の短距離戦戦では高い評価を得るようになります。 年明け初戦の重賞シンザン記念は、京都1600mでは不利とされる外枠に入ったものの、後の皐月賞3着馬ウインフルブルームの猛追を凌いで重賞初制覇を成し遂げ、NHKマイルカップの前哨戦に選んだ重賞アーリントンカップでは後続を子供扱いし、鞍上が直線で後方を振り返る余裕の勝利で4連勝、3歳マイル王決定戦のNHKマイルカップに挑みます。 迎えた本番のNHKマイルカップでは、それまでの実績からロサギガンティアやショウナンアチーヴを抑えて単勝1.9倍の1番人気に推されます。東京競馬場のマイルG1では逃げ切りが難しいとされていますが、5枠10番から好スタートを切ったミッキーアイルは、前半の半マイルを46.6秒のペースで快調に飛ばし、後続に1馬身のリードを保ったまま直線を迎え、ゴール前では追い込み馬が殺到するものの粘りきり、見事に栄冠を勝ち取りました。 その後は、京都競馬場で行われたスワンステークス以外勝ち星から遠ざかっていますが、1200mのG1高松宮記念で3着に入るなど類まれなスピードは健在で、外連味のない逃げを打つことさえできれば好走が期待されます。